垣生中学校日記
垣生中学校日記
第75回入学式
2021年4月9日 17時56分本年度の入学式は、新入生と保護者の方のみ体育館での参集、2・3年生は、自教室でのオンラインでつながる参加となりました。昨年は、臨時休業のため2・3年生は参加できなかったのですが、今年はみんなでお祝いができました。
歓迎の言葉 いつもより早い春の訪れのせいか、満開になった桜はもう散りかけています。今日、垣生中学校で新たな一歩を踏み出す皆さん、御入学おめでとうございます。皆さんは今、どんな気持ちで入学式に臨んでいますか。昨年の今頃は、コロナウイルスの影響で学校はお休みでした。また、今年もその終息のきざしはいっこうに見られず、感染対策が当たり前の日常になっています。そんな中ですが、今年はこうして入学式を開き、二、三年生も教室からではありますが、皆さんを歓迎できることをとても嬉しく思います。二年前、私が入学して間もない頃は、新しい環境に慣れることができるのか、という不安に押しつぶされそうだったことを思い出します。そんな時、優しく接してくれたのが、先生や先輩方でした。ですから、皆さんも不安なことがあれば遠慮せず私たち上級生を頼ってください。私たちは、皆さんが一日でも早く中学校生活に慣れるよう協力したいと思います。さて、中学校には小学校とは違う点がいくつかありあます。授業は、教科ごとに先生が変わります。学期末には範囲の広いテストも実施されます。そのための勉強は、二週間くらい前から計画的にしなければなりません。また、ほとんどの生徒は、放課後「部活動」に参加します。運動部も文化部も、技術の向上だけでなく、学年を超えた部員たちの強いつながりができ、大変な練習を乗り越えることで精神的な成長もできます。学校の行事も、運動会や文化祭など、小学校よりもスケールの大きなものになります。学級や学校みんなで協力して一つのものを作り上げるという喜びを感じることができるでしょう。みなさんは、昨年度の学校説明会で、垣生中学校の雰囲気を少しだけ感じていただけたと思いますが、垣生中学校は落ち着いた、良い学校だと私は思います。その良き伝統を作る元となっているのが「垣生中四本柱」という生活の指針で、「挨拶」「身なり」「時と場のけじめ」「場の清め」の四つです。これらは義務教育最後の三年間で自立した人間になるために大切なルールです。新入生の皆さんも、この垣生中四本柱を常に意識しながら、様々な活動に取り組んでみてください。中学校の三年間は自分の進路について考える時期でもあります。自分にはどんないい点があるのか、将来何をしたいのか、そのためには今、何をすればいいのか。これを三年間で見つけてほしいと思います。この学び舎で過ごす皆さんの三年間が、充実したものになることを願って、歓迎の言葉といたします。
誓いの言葉 あたたかい春の光が、新しいスタートを切る私たちの背中をおしてくれるような今日。私たち百三十七名は、垣生中学校へ入学しました。 これからの中学校生活は、小学校とは違うことがたくさんあるのだと思うと、緊張し、少し不安な気持ちになります。しかし、それ以上に大きな期待でいっぱいです。私たちは、小学校で学ぶことの大切さと楽しさ、互いを認め、尊重し、協力することの大切さを学んできました。中学校生活では、勉強や部活動などの新しいことに、友達と協力し合って、さらに頑張ります。また、先生方や先輩方との信頼関係を築いていきたいと思います。そして、社会人としての第一歩として、自分で考え、自主的な行動ができるよう、すべてに全力で取り組み、充実した三年間を過ごしたいと思います。校長先生をはじめ先生方、地域の方々、先輩の皆さん、そして保護者の方々。まだまだ未熟な私たちですが、どうぞよろしくお願いします。