垣生中学校日記
垣生中学校日記
9月1日(水) 2学期が始まりました。
2021年9月1日 13時48分始業式と表彰伝達から始まりました。そして、診断・実力テストもありました。始業式では、各学年代表の生徒より、夏休みの振り返りと2学期への決意がありました。
私にとってこの夏休みは、中学校生活で一番心に残るものとなりました。まず、野球部の一員として、県総体を勝ち抜き、四国総体にまで出場することができました。対戦校は全国でも上位レベルの学校でしたが、ひるむことなく、胸を借りる気持ちで試合に臨みました。大差で負けはしましたが、全員野球でもぎ取った1点は、価値ある1点でした。この3年間の部活動における努力は間違っていなかったのだと思えました。夏休みの前半が大会続きで、学習がおろそかになった私は、宿題や受験勉強の遅れが不安でした。一方、しかし、顧問の先生たちは「ここまでやってこられたみんななら、学習の遅れを取り戻す努力もできるはず。」と言ってくださいました。それまでの私は、「部活のせいで、勉強する時間がない。」と不満をこぼしがちでした。顧問の先生のこの言葉がきっかけで、しっかり気持ちを切り替えて学習に向かうことができたと思います。第2回の実力テストを夏休みの最大の目標として、時間を使ってきたつもりです。さて、夏休み中の高校見学では、中学校とは全く違う雰囲気を感じることができました。高校生が主役となって、見学会を運営し、中学生にも積極的に話しかけてくれ、高校の良さをアピールしてくれました。私も1年後にはあのような高校生になりたい、という気持ちがもてて、とても良い経験でした。コロナ禍で、2学期以降の行事も見通しが立ちません。でも与えられた状況の中で進むしかありません。私は運動会の実行委員長になっているため、全校練習では的確に指示をしたり、みんなのモチベーションを上げる言葉をかけ責任を果たしたいです。私たち3年生にとっては、この2学期は進路を決定する勝負の学期です。7か月後、全員がそれぞれ希望の道に進めるよう、互いに声を掛け合い、学び合っていきたいと思います。(三年生代表)
校長式辞(抜粋)
全校生徒の皆さん 育つ夏 2021となったでしょうか。3年生の俳句を紹介します。 夏の色 俺と野球で 染める色 上の句と下の句の絶妙な呼応、潔さがこの句の良さと言えるでしょう。今年度は有難いことに市総体が行われ、しかも、いくつかの部が県大会出場を手にしました。野球部もその一つ。中学校最後の夏をとことん野球に打ち込もうという作者の意気込みがひしひしと伝わってきます。余計な言葉を削ぎ落としたからこそ、作者の気持ちがぶれずに表現されたのだと思います。(評 俳句担当者) 今年の野球部の夏の快進撃は見事でした。そして、愛顔の一枚が撮れました。愛は、優しさ、思いやり、助け合い、仲間との絆の中で育まれます。共に学び、前向きに挑戦し、自分を磨き鍛えていく。くじけることなく成し遂げ、こぼれた笑顔が「愛顔」です。まさに、「愛顔」が撮れました。体験から学ぶことは大切なことです。そこに成功体験があり、喜びや達成感などが加われば最高です。今年はオリンピックも開催されました。スポーツには、たくさんのドラマがあり感動があります。メダリスト、アスリートの言葉には力があります。本番に照準を合わせ最高のパフォーマンスができるよう調整を続け、可能性を求めて全力で挑む姿に皆さんも感動したことと思います。今日から2学期が始まります。新型コロナウィルスについては、第5波、デルタ株の脅威が続いています。これからの教育活動にもいろいろと制限がかかってきています。修学旅行は11月に延期としました。運動会の種目や練習にも工夫が必要です。どうしようもないことを嘆き、できないとあきらめるのではなく、どうしたらよいか知恵を出し進みましょう。なりたい自分が見えてくる、自分のことが大好きだと言えるスタートを切りましょう。
学校の柔剣道場西側の庭に、大輪で上品な酔芙蓉(スイフヨウ)が咲いていました。14時の撮影です。花色が1日で白色からピンク色に変化する特徴がある植物で、花言葉は、「繊細な美」そして「幸せの再来」だそうです。子どもたちが、学校に戻ってきました。明日は、少し早い時間で、白い酔芙蓉を撮影してみます。