垣生中学校日記

初志

2024年9月25日 08時00分

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 2年生が国語の授業で、書写に取り組んでいました。
 お題は「初志」
 来年2月に、大人への門出を祝う
14歳の決意集会を控える2年生に
ぴったりの言葉だと思います。

 普段、あまり毛筆を使うことが少ないので、
筆を鉛筆のように持ち、
筆運びで困っている生徒も多い様子でした。
 先生からは、
字のバランスだけでなく、余白と字のバランスも大事。
そのためには半紙全体を見ながら書いて…
というお話がありました。
 大人になってから改めて、
きれいな字が書けるスキルがあるといいなぁ
と思う場面が多々あります。
 ぜひ、生徒たちも、これを機に
毛筆に親しんでほしいと思います。

垣生中学校日記

5月25日(月)学校再開

2020年5月25日 13時29分

教室から、拍手(自己紹介のスピーチかな。委員・係の決定かな。)や授業のあいさつ「お願いします」・「ありがとうございました」の声が聞こえてきます。三密は避けられない全員そろった靴箱を見ると、何もかもうれしくてたまりません。学校が戻ってきました。新型コロナウイルスとの闘いは長期戦となり、我慢をお願いすることもある中での再開ですが、そこから学んだことを生かしながらの学校再会です。学級開き、学年開き、給食・清掃オリエンテーションなどがありました。明日からは、教科の授業も開始となります。ただし、今週は急がない週とし、新しい学校生活に慣れていくように進みます。

 

生徒の声

〇私は、今日やっと普通の学校生活が戻ってきてうれしさがかくせない。約3カ月友達と会えなかった分、たくさんの話をしたり、遊んだりできるのが1番の楽しみだ。もちろん、3カ月ぶりの皆と受ける授業も1つの楽しみだ。

〇私は、とにかく、学校が再開してうれしいです。家での生活はなんだか窮屈で、勉強も集中して、出来なかったりと大変なことが多かった。しかし、再開した学校にはみんなの笑顔があり自由な感じがしました。メリハリをつけ学校を楽しみたいと思います。

〇学校が再開されて友達と会えるようになったのが、1番うれしいです。休校中、ほとんど家族としか話すことがなく、今まで友達と会えていたのは、当たり前でないということに気付かされました。これからのことですが、遅れていた分を取り戻せるように、勉強にも力を入れていきたいです。

〇新型コロナウイルスの感染拡大防止によって、大変長い間、友達や先生方と会えない日々が続いていましたが、今、こうしてみんなで学校に登校できるようになり、胸がいっぱいです。みんなで、頑張り、みんなで学べるのが学校だと思います。

先生の声

〇3カ月教壇に立たないという希有な経験。1年生はただでさえ慣れない中学校生活の上に、「新しい生活様式」で、不安や緊張でいっぱいの様子。全員揃っての授業ができることに感謝し、教師として精一杯対応せねばという気持ちである。

〇学校が完全再開となり、本格的に学級開きをすることができた。生徒も、友達とあえてうれしそうである。また、授業が楽しみだという声も聞かれた。改めて、生徒とともに学校生活ができることをありがたく感じている。

〇学級の生徒が全員元気にそろった姿を目の当たりにして、晴れやかな気持ちでいっぱいです。生徒たちの安全を守りながらも、一人一人が「楽しい」と思える学校生活を創れるように、精一杯頑張ります。

〇マスク越しではあるが、みんな笑顔でうれしそうである。なかには、久しぶりの再会で恥ずかしげな生徒もいる。長い自宅待機から一転して、久しぶりに明るい元気な声が聞けて、若返った気分である。

 

 

 

学校完全再開の日  5月25日(月)松山市教育委員会教育長メッセージ 

中学生の皆さんへ

保護者の皆様へ

 今日から学校を再開しましたが、皆さんが元気に登校することができてとても嬉しく思います。今日は、都合で登校できなかった人もいるかもしれませんが、これからみんなが揃って学校生活を送ることができることを願っています。

 皆さんは、4月の始業式や入学式に登校して以来、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に備えて2か月あまり臨時休業となり、部活動も含めて学校へ登校することができませんでした。この間、家族の方に支えられて、健康に気を付けながら外出を控えて生活してきたと思います。よく頑張ってくれました。

 今日から学校は再開しますが、感染拡大のリスクがなくなったわけではないので、今までと同様の学校生活がすぐにできるわけではありません。先生方の教えをよく聞き、一人一人が感染防止にしっかりと気を付けながら、再スタートをしてほしいと思います。

 また、皆さんは、臨時休業中の期間、何が自分にできるかを考えて実行したり、自分なりの目標を掲げて努力したりして過ごしてきたことと思います。この期間に、自分自身が考えて積み重ねてきたことは、きっとこれからの学校生活に生かされると信じています。

 もし、今後の学校生活・学習や部活動に対して不安になることがあれば、学校の先生やスクールカウンセラーの先生などに相談して、一人で悩まないようにしましょう。

 先生方は、臨時休業中も皆さんの登校に向けて、時間をかけていろいろと準備をしてくれました。先生方や友達と協力して、みんなで感染防止を徹底しながら、よりよい学校生活が始まることを期待しています。

 最後に、一つだけ約束してもらいたいことがあります。今も、新型コロナウイルス感染症と闘っている方が大勢います。尊い命を落とされた方もいます。闘うべき相手は、ウイルスです。感染された方やそのご家族、また、対応に当たっている方に対して、偏見をもったり、ましてや差別をしたりすることはやめてください。未知のウイルスに対する恐怖から、不安を感じているのはみんな同じです。このような時だからこそ、いつも以上に周りの人を思いやる気持ちを意識し、相手の立場に立った言動が取れるようにお願いします。

 保護者の皆様、それぞれのご家庭の状況があったにもかかわらず、臨時休業中の対応にご協力いただきありがとうございました。大変ご心配をお掛けしたことと拝察いたします。本日、学校の再開を始めましたが、引き続き状況を見極めながら、今後も感染症対策を徹底したうえで、学びの保障に向けて尽くしてまいります。

 なお、子ども達へのメッセージでも触れましたが、感染した方への差別的事象が起こっています。大人の方が模範を示すとともに、子ども達に指導をしていただきますようお願いします。

 今後とも、本市の教育に、ご理解ご協力をよろしくお願いします。

 

                                                 令和2年5月25日                 松山市教育長 藤田 仁